tekipakiさんの日々

www.teki-paki.jp 東京広尾の家事代行サービステキパキハウスキーパーズです。営業モード”以外”のすっぴんのテキパキさんから、らくちん生活のアイデアなど

あけましておめでとうございます。

旧年中はおかげさまで様々な体験を通し、学ばせて頂きました。
また、個人としては家事代行の仕事を始めて今年で10年目を迎えました。

今まで皆さんのお役に立ち、それによって当然繁栄するであろうと捨て身でやってきたことで、だんだんに心が磨かれ強くなるであろうと予測していたのに反し、自分自身の気持ちが擦り切れつつあり、去年は 自己評価メーターの針が今まで生きてきた中で最低レベルに達したような気がします。

顧客側から見て感じていたこのサービスのもつ恒常的な問題点が、サービスする側としての自分の実体験から私なりにわかり、(これは体験として数ヶ月やっただけでは見えないことで、何年か継続してはじめて理解できることとして)

・日本人がプライベートな場所に他人を入れる、ということに対しての抵抗感

・対 お客様、関係者ともに 信頼関係の築き方

などの飛び越えることの困難なハードルが目の前にあることを 思い知らされる場面もありました。

 


また、私個人の潜在的マインドセットであった人様からお金を頂く、ということについて


・誰も求めていないのに、お支払い頂くお約束のお金以上の サービスを、自分に対する義務として課したり

 

・お金に興味がなさそうに振る舞ったり

 

そのような態度で対峙するのは、

「ムダなプライドがそうさせるのであり、自分がプロとしてまだまだ生半可なのだ」

という認識を持つようになりました。

道楽でやっている仕事ならともかく、生業(なりわい)であるからには 代金を頂くことは正当で、私がお金を大切に扱わず、収益を無為に目減りさせることは、 私を頼りにしているスタッフや 家族にも損失をもたらすことになるのです。

安いが良い、という風潮が長くなり それに迎合したり、一部のお客様の押しに負けて値引きをする、または過剰にサービスをするようなことはプロパーで使って頂いているお客様を裏切ることになります。そして厳然なる根拠があっての値付けを覆すことは信用に関わることだと私は考えます。


テキパキの今年の抱負は自分らしくあること。

どんな場面でも手を抜かない、最高の結果を目指す自分、
何をしていても プロトタイプに填まることなく、最良を探す自分、
どこにいて、何を着て、何を食べ、 何をしていても 私は私であり変わらない。
そういう自分。

家事代行って普通はこうだよね、というやり方より、新しいことに果敢に挑戦し、もっと良いやり方を常に考えて
お客様の心に <価値のある、特別な業者> としての位置づけを頂くよう、いつも私らしい向上心を持って邁進して参りたいと思います。